ソチ冬季五輪で韓国選手団に初のメダル、それも金メダルをもたらしたのは、11日行われたスピードスケート女子500㍍の李相花選手だった。優勝候補筆頭だったが、期待に違わない活躍で実力をいかんなく発揮した。
李相花選手は1本目で37秒42を出し金メダルを予感させ、2本目では37秒28の五輪新記録。2回の合計タイム1分14秒70で勝利した。
他を寄せ付けない圧倒的なスピードだった。特に、02年のソルトレークシティー五輪でカトリオナ・ルメイ・ドーンが作った五輪記録(37秒30)を12年ぶりに0.02秒縮める快挙まで成し遂げた。
前回のバンクーバー大会で韓国スピードスケート女子初の金メダルに輝いた李は、これで五輪連覇を達成した。アジアの選手としても五輪スピードスケートでの連覇は男女通じて初。
韓国では金メダルを獲得し2連覇を達成した瞬間の視聴率は41・6%を記録した。