現代自動車が、スイスで4日から16日まで開かれているジュネーブモーターショーで水素燃料電池コンセプトカー「HED-9」を公開し、話題を呼んでいる。
「イントラド」の別名で呼ばれるこのコンセプトカーは、燃料として搭載した水素と空気中の酸素が結合して発生する電気をエネルギー源とする未来型エコカーだ。電気自動車に比べ充電時間が短く走行距離が長い。
炭素繊維強化プラスチックを用い、軽量化に成功した。36㌔㍗級次世代リチウムイオンバッテリーで構成された水素燃料電池システムが搭載され、1度の充電で600㌔㍍以上走行できる。150㌔㍍水準の一般的な電気自動車の4倍に達し、400㌔㍍の「テスラ」の電気自動車モデルより長く走行できる。
起亜自動車は電気自動車「ソナタ」を、雙龍自動車も小型SUVコンセプトカーをそれぞれ出品している。