全羅南道莞島郡が主催する「莞島国際海藻類博覧会」が11日開幕する。テーマは「海の中、人類の未来、海藻類に会う」で、会期は1カ月間。
「海藻類は生命だ」としたテーマ館のほか世界各国の海藻類製品を見物できる海藻類企業館、海藻類の未来産業としての価値を垣間見ることができる産業資源館、海藻類ラーメンなどの試食ができる海藻食品体験館などがずらりと並ぶ。コンブ、ワカメ、ヒジキ、ノリなど海藻類を見て触れる体験施設もある。
博覧会のメーンイベント会場の延べ面積は5万2636平方㍍。来場者は会場の海浜公園や莞島港が中心のメーン会場と、9世紀の海上貿易の先駆者、張保皐の遺跡があるサブ会場を行き来しながら展示を楽しめる。
博覧会事務局は、博覧会の期間中、70万人以上が訪れると予想している。金鍾植・莞島郡守は「博覧会の趣旨は海藻類の大切さを広く知らせ、海藻類産業を一層発展させる契機にしたい」と述べた。