トルコを代表する世界文化遺産のアヤソフィア博物館に設置されたLG電子の55型の有機ELテレビが評判を呼んでいる。昨年設置され、これまでに500万人以上が鮮明な画面で宗教、芸術、文化などトルコの悠久な歴史に触れた。LG電子は、3台のテレビを設置し、連日5万人の入場者が視聴しているという。
このテレビは、バックライトが存在しない有機ELディスプレーだからこそ可能となった「完全な黒」を実現。鮮やかな色彩表現を可能にしたほか、曲面ディスプレーによる映像に包み込まれるような没入感に浸れる。
アヤソフィア博物館は、ビザンチン帝国のコンスタンティウス2世時代の360年に完成。何世紀にも渡り世界で最も大きな教会として君臨し、ビザンチン建築の最高傑作と評されている。イスタンブール歴史地区の一部として、1985年にユネスコの世界文化遺産に登録された。