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2015/09/18

<フォトニュース> ロッテルダム港にコンテナ専用ターミナル

ロッテルダム港にコンテナ専用ターミナル

 現代商船が、欧州最大の港湾のオランダ・ロッテルダム港でコンテナ専用ターミナルを獲得した。運営期間は25年間。

 コンテナ専用ターミナル「RWG(ロッテルダム・ワールドゲート)」開場式が先週末に行われ、関係者400人が参加した。

 現代商船は2012年にグローバルコンテナ船社であるAPL、CMA、CGM及び港湾運営者のDPワールドと共同で、ロッテルダム港湾開発プロジェクトをスタートした。ターミナル総開発費は10億㌦で、現代商船が20%を負担した。

 このRWGはコンピューター制御ですべての作業が行われる全自動ターミナルで、100%クリーンエネルギーで稼働される。面積108万平方㍍、長さ1900㍍のコンテナ専用ターミナルと550㍍の近海輸送用ターミナル施設を備える。年間処理能力は235万TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)に及ぶ。水深が20㍍で、最大2万TEUの大型船舶が停泊できる。

 現代商船関係者は「欧州最大のハブ港に最先端ターミナルを確保でき、アジア、欧州、大西洋を連結する営業網を強化し収益性を高めることができる」と語った。