電気自動車用バッテリー市場で、LG化学とサムスンSDIの実力が高く評価された。
グローバル市場調査機関であるナビガントリサーチが最近、世界の自動車用リチウムイオン電池の生産メーカーの性能などを比較分析した調査結果を発表。総合評価でLG化学が1位、サムスンSDIが3位だった。2位は日本のパナソニック。
今回の調査は、世界でリチウムイオン電池を生産する8社を対象に戦略など12項目にわたって採点。「LG化学は韓国、米国、中国、欧州工場を通じて自動車メーカーの多様なニーズに応えられる生産システムを備えている」と評価。特に、セールス・販売網で満点を与えた。
また、サムスンSDIについては「技術に対する信頼と確かな品質保証が強みの一つ」と称賛した。ナビガントリサーチは、世界の自動車用リチウムイオン電池の市場は2015年から2020年まで毎年31.9%ずつ成長し、2020年には61.3㌐㍗時規模に達すると予想している。