今年の秋夕（旧盆）は15日で、週末と合わせると最大5日の大型連休になる。このため、例年以上に帰省ラッシュとなった。

　韓国交通研究院の交通需要調査によると、秋夕連休中に3752万人が移動した。昨年の秋夕連休より0・8％多く、ＫＴＸ（韓国高速鉄道）には色鮮やかな韓服をきれいに着つけた子どもの姿も目立った。

　例年より長い秋夕連休を利用して海外旅行に出掛ける人も多く、仁川国際空港公社は13～18日の仁川国際空港の乗客を98万6344人と予想した。1日平均16万4391人で、昨年より21・2％多い。

　韓国の大きな名節のひとつである秋夕当日は、家族が揃って祖先に茶礼（チャレ）を行い、墓参りをしたり、のんびりと様々な伝統体験を楽しむ光景が繰り広げられる。

　大田市の幼稚園では、韓復姿の園児たちがトゥホ（矢をつぼの中に投げ入れる遊び）やチェギチャギ（足で羽を蹴る遊び）など韓国伝統の遊戯を楽しんだ。