越冬用のキムチを漬けこむキムジャンシーズンを迎え、「第3回ソウルキムジャン文化祭」が先週末の3日間、ソウル広場、世宗路、武橋路一帯で開かれた。4000余人の様々な国籍の人々が参加し、50㌧のキムチ漬けに挑戦した。
今回のキムジャン文化祭は、初めて韓日両国が連携して同時に行われた。東京新宿のシネシティ広場では、1300年前に玄界灘を渡って日本に住み着いた高句麗人の子孫ら1000人が一緒になってキムチ漬けを行った。
韓国では古来、野菜の取れない厳しい冬のため、白菜の収穫に合わせて家族、隣近所で協力し合いながら、一斉に大量のキムチを漬ける習慣があった。キムジャンの伝統を残し、紹介するために始まったのが「ソウルキムジャン文化祭」で、今年3回目。
キムジャンは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。今回のテーマは「キムジャン分かち合い」で、イベントで作ったキムチは、困っている人に寄付される。