韓国最大の総合食品展示会「ソウル国際食品産業展」が10 日、京畿道・高陽市のKINTEX(国際展示場)で開幕した。展示会は13日まで開かれる。
「あなたの好みを楽しんで」をスローガンに食品技術の最新トレンドを紹介する今展示会は、KOTRA(大韓貿易投資振興公社)が主催し、産業通商資源部が後援。世界46カ国・地域から1511社が参加。会場には2950のブースが設けられた。
韓国や海外企業の食品産業関係者がさまざまな情報を共有する場になるほか、参加企業の海外進出も模索される。
KOTRA関係者は「今回の展示会が韓国企業の輸出に向け橋渡しの役割をすると期待される。ウズベキスタンの国営企業が韓国企業と輸入契約を結ぶなど、食品機器分野でも大きな成果が予想される」と話した。
ソウル国際食品産業展は、1983年から30年以上続くアジアで3番目に大きな食品展示会だ。毎年5月に開催され、毎回5万人以上が訪れている。