未来創造科学部と韓国インターネット振興院は11日、ソウル市内のホテルで開発途上35カ国が参加する情報セキュリティー協力体「グローバルサイバーセキュリティー協力ネットワークソウル(CAMP)発足式を開いた。
この組織は韓国が主導し、サイバー脅威に共同対応するほか、途上諸国に韓国のセキュリティー技術を伝えることになる。
西アフリカ経済連合、中南米ICT教育センターをはじめ、ブラジル、ベトナム、セネガル、ウズベキスタンなど35カ国・47機関が参加。毎年総会を開き、加盟国の相互間サイバーセキュリティー強化案などを議論する予定だ。韓国インターネット振興院が3年間、CAMP事務局の運営を引き受ける。
今後、ウェブページ悪性コード探知・遮断技術、サイバー侵害事故間の関連性分析技術など情報保護技術を途上国に伝授するほか、韓国が情報保護分野の国際開発協力活動を主導できる契機になると期待している。