済州道がクルーズ観光の寄港地として脚光を浴びている。

　第4回済州国際クルーズフォーラムが先週末に3日間にわたり済州市内のホテルで開かれ、国内外のクルーズ関係者1300人が参加した。参加者からは「済州道はシンガポールと並びアジアの代表的な寄港地として大きな役割を果たしている」との声があがった。また、世界最大級のクルーズ会社のプリンセスクルーズ代表は「来年から14万㌧級の大型クルーズをアジア市場に投入する」と明らかにした。

　済州道は韓国最大のクルーズ寄港地で、昨年に285回・62万人が済州道を訪れた。釜山の71回・16万人、仁川の53回・8万人を大幅に上回る。

　元喜龍・済州道知事はフォーラム開幕の挨拶で「済州道はクルーズの寄港地として最適の条件を備えている。クルーズ観光客は今年に100万人に達し、2019年には200万人に増えるだろう」と期待を示した。