韓国の主要大企業グループで、下半期(7～12月)大卒新入社員採用に向けての適正試験シーズンが到来した。

　ＬＧグループは8日、全国4都市の14の試験場で筆記試験シーズンのトップを切った。「推理力を要する問題が難しかった」との反応が多かった。「ハングルの日」の9日の現代自動車グループの試験には歴史エッセーの問題が出題され、話題になった。

　「世宗大王がハングルを創製した時の状況と関連し、ハングル創製にどのような意味があったか。（漢字ではない）韓国固有語を一つ用い、その意味を説明しなさい」というもので、制限時間30分で700字以内。近年、歴史問題の出題が増える傾向にある。

　現代自動車、起亜自動車、現代モービス、現代製鐵など現代自動車グループ14社には書類審査を通過した2万5000人が受験。今後、1次・2次面接などを経て3000人を選抜する。サムスングループの試験は16日実施する予定だ。