LG電子が医療用映像機器市場に本格的に乗り出した。米シカゴで27日から今月1日まで開かれた北米映像医学会に参加し、手術用・臨床用モニターとデジタルX線検出器(DXD)などの医療用映像機器3種を公開した。
LG電子が今回前面に出した製品は、手術用モニターでウルトラHD(3840×2160)解像度を備え、赤色を明確に区別する。これにより、腹腔鏡手術時に血液、患部などを明確に区別でき、反応速度が速く腹腔鏡の動きを画面にすぐに映し、正確な手術を助ける。
臨床用モニターは、表現できる色の範囲が広く、カラーMRI(磁気共鳴画像)、カラーCT(コンピュータ断層撮影)などの映像を見るのに適している。DXDは、従来のアナログ方式のX線と異なり、フィルムが必要ない。
LG電子は、高解像度の画質や高い反応速度などの優れた技術を持っており、他のメーカーに比べて競争力があり、医療機器が新成長動力になる可能性があると判断している。