東部大宇電子は13日、「中国版ブラックフライデー」と呼ばれる中国の「光棍節」(11月11日の独身者の日)に壁掛け型ドラム式洗濯機「ミニ」を過去最高の3万2000台販売したと発表した。
「ミニ」は、中国のアリババグループが運営するオンラインショッピングモールTモールを通じて売り出し、17時間後にこの記録を達成した。普段の月間売上の5倍に相当し、1分で31台、2秒に1台以上売れた計算だ。
洗濯容量が3㌔㌘、厚さ30.2㌢㍍の超薄型製品。壁面設置が可能で、腰を曲げずに洗濯物を入れて取り出すことができる。使い勝手が良いのが人気の秘密だ。
大容量のドラム式洗濯機に比べ洗濯時間は60%、水の使用量は80%、電気代は86%節約でき、経済性にも優れている。最近では、容量を3.5㌔㌘に増やし乾燥機能も追加した新製品も発売した。「光棍節」は中国の販売代理店がシングル族の消費を誘導するため設けられた。