京畿道軍浦市の産業機械製作会社「韓国未来技術」は、人が搭乗して操縦することができる有人ロボット「メソッド2」の歩行実験に成功した。
同社は2014年から開発を始め、15年に実験用「メソッド1」を完成させ、現在はメソッド2を製作中だ。
人間が胴体に乗って操縦する人間型ロボットは、過去にも実験的に開発されたことがある。KAISTヒューマノイドロボット研究センターも同様の「ヒューボFX」を開発し、06年に釜山のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)展示場で公開している。
搭乗型二足ロボットで両腕があり、作業ができるロボットは、メソッド2が世界初だ。高さ4㍍、重さ1.6㌧で、現在までに開発された人間型ロボットで最も大きい。
韓国未来技術は、「メソッド2」が建設用、軍事用の両面で活用できると見込み、2年後の商用化をめざしている。