韓国最大規模を誇る「慶州世界自動車博物館」が29日、慶州の普門観光団地にオープンした。
同博物館は地下1階、地上3階の大きさで、1886年に世界初の内燃ガソリン車であるドイツのベンツパテントカーをはじめハリウッドスターが愛した名車などを展示している。
また、思い出の名画の一場面を演出するクラシックカー、芸術的価値の高い希少車、若い層が愛好するF1カーなど130余年の世界の自動車の歴史を一目で見ることができる。
1955年に米軍が使っていたジープの部品組み立てから始まった韓国の自動車の歴史もたどれる。国産モデルの現代自動車のポニーをはじめ、故朴正熙大統領が地方視察のときに乗っていたクライスラー・ニューヨーカーも展示。
世界自動車博物館はベンツ、フォード、シボレー、ロールスロイス、ランボルギーニ、ポルシェなど全世界20カ国の完成車メーカーが作った自動車100台を購入し、60~70台を常設展示し、30台を頻繁に変えながら様々な企画展を開催する。