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2017/05/19

<フォトニュース> 新世界が「開かれた図書館」

新世界が「開かれた図書館」

 新世界グループがソウル市の三成洞COEXモール(現スターフィールドCOEXモール)に「開かれた図書館」を31日オープンする。

 総面積2800平方㍍。高さ13㍍の大型本棚を中心に数百のラウンジ型、テーブル型のテーブルと椅子を用意、読書とリラクゼーションの両方を楽しむことができる文化体験空間だ。

 蔵書は5万冊で、アイパッドを活用した電子書籍も備えている。特に、国内外の400種に及ぶ国内最大規模の雑誌コーナーは圧巻だ。

 新世界プロパティが昨年12月から60億㌆を投資し、作業を進めている。永豊文庫とのコラボレーションで、大規模書店に負けない装いだ。

 国内複合ショッピングモールに書店が入ったことはあっても、図書館は今回が初めてだ。新世界の関係者は「日本の武雄市図書館をモデルにした」と説明した。佐賀県の人口5万人の小都市にある武雄市図書館は年間訪問者が100万人にのぼり、地域の観光スポットになっている。COEXモール図書館もこのような「スポット」にするというのが新世界の構想だ。