ブラジルのリオデジャネイロで開かれた第58回国際数学オリンピックで、韓国の高校生6人全員が金メダルを獲得し、総合得点170点で国別順位で1位に輝いた。
韓国の1位獲得は2012年以来5年ぶり。2位以下は中国、ベトナム、米国と続き、日本は6位だった。
大会は7月12日から12日間開催され、111カ国・地域の高校生らが参加。各国高校生らは2日間にわたり4時間半ずつかけ計6問を解いた。
韓国代表は、6人全員がソウル科学高の2、3年生。このうち2年生の金ダインさんは全女性出場者62人の中で最高得点を獲得した。
今大会は、女子学生の参加を奨励するために、特別賞5つを設け、女子学生の参加者のうち5大陸別1人にこの賞が授与されたが、アジアでは金ダインさんが受賞した。
国際数学オリンピックは、1959年、ルーマニアで最初の大会が開かれて以来、数学の英才発掘と育成などを目的に毎年開催している。