第10回清州工芸ビエンナーレが13日、忠清北道清州市の旧清州タバコ製造工場で開幕した。金属、陶磁器、木工芸、繊維、ガラスなど工芸の全分野を網羅する国際総合芸術展示会だ。
18カ国・地域から780人が参加し、4000点の作品が展示される。会期は10月22日までの40日間。テーマは「Hands+抱く」。
この日の開幕式には、組織委員長を務める李承勲・清州市長をはじめ、都鍾煥・文化体育観光部長官、李始鍾・忠清北道知事、駐韓デンマーク大使やスイス大使、在韓英国文化院の院長らが出席。李市長は「工芸が身近になるように企画した。全世界が工芸で一つになる祭典になるだろう」と述べた。
今回は、総監督を廃止し、詩人、作曲家、演出家、映画監督、建築家など多様な分野の地域芸術家11人を共同監督にした。
「世界館」では韓国や英国、シンガポール、フィンランドなど9カ国の作家が「工芸の未来」などをテーマに展示している。