平昌冬季五輪の開幕まで100日となった1日、古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡で採られた聖火が韓国に到着。同日から聖火リレーがスタートした。
最初の走者は、フィギュアスケート女子の成長株、劉永さん(13)。平昌五輪開催年を示す2018㌔㍍を7500人の走者が聖火をつなぐ。走者の数は韓国と北朝鮮を合わせた人口を意味する。
李洛淵・国務総理は、仁川国際空港で開かれた聖火到着歓迎行事で挨拶し、「韓国で五輪が開かれるのは1988年以来30年ぶりだ。ソウル五輪によって韓国は世界に飛躍し、世界の冷戦体制は崩壊した」と評価。「平昌は世界平和と繁栄に寄与し、2020年東京五輪、2022年北京冬季五輪につなげて東北アジアと世界の平和と繁栄に寄与する」と強調した。
聖火は来年2月9日、平昌五輪の開会式が開かれる平昌の「オリンピックプラザ」の聖火台に点火される。