韓国でコーヒー愛好家が年々増えており、関税庁によると、昨年の市場規模は11兆7397億5000万㌆に達し、初めて10兆㌆を突破した。
コーヒーの消費量は、昨年265億杯と推計された。1人当たり年間512杯飲んだ計算だ。
種類別ではインスタントコーヒーとパウダー、砂糖を配合した「コーヒーミックス」が130億5000万杯で最多。次いで、レギュラーコーヒー48億杯、缶コーヒーなどのコーヒー飲料40億5000万杯、インスタントコーヒー31億杯などの順。
コーヒー市場の規模は10年前に比べ3倍以上拡大したのに対し、消費量は10年で30%増にとどまった。これは、単価の高いレギュラーコーヒーの消費が急速に伸びているためだ。
レギュラーコーヒー市場は2007年に9000億㌆台だったが、昨年は7兆8528億㌆と10年で7倍以上増えた。1999年にソウルに1号店をオープンしたスターバックスは、売上高が1兆㌆を突破するなど急成長している。