韓国の株式市場が年初から活況を呈している。市場初日の2日、中小企業やベンチャー企業が中心のKOSDAQ(コスダック指数)は製薬・バイオ業種の急騰に乗り、前営業日比1.8%増の812.4を付けた。コスダック指数が終値で800を超えたのは、10年ぶりのことだ。コスダック指数は昨年632.04で始まり、800近くまで上昇。今年も勢いが継続されている。
また、KOSPI(総合株価指数)の終値も12.16㌽上昇の2479.65をつけた。
世界的な株高の中、韓国株も上昇を続けているが、その後は上下動し、7日の終値はコスダックが834.91、KOSPIが2499.75をつけた。
一方、外為市場ではドルに対するウォン価値が上昇、1㌦=1061.20㌆で初日の取引を終えた。3年2カ月ぶりのウォン高水準だ。昨年9月末の1㌦=1145.40㌆に比べ80㌆以上のウォン高だが、その後10日には1071.09㌆とややウォン安に転じた。