LG電子が、米ラスベガスで開かれた商業用ディスプレー展示会「デジタル・サイネージ・エキスポ2018」に先端技術を活用した多様な商業用ディスプレーソリューションを披露した。今回の展示会を通じて北米サイネージ市場攻略を強化する方針だ。
サイネージはテレビ、パソコン、モバイルに次ぐ第4のスクリーンと呼ばれ、公共の場所や商業空間に設置されるディスプレーだ。
LG電子出品の中で特に、べゼル(枠)の幅がわずか0.6㍉のビデオウォールディスプレーが注目された。べゼルが薄く、何枚ものディスプレーを合わせて大画面化することが可能だ。
また、OLED(有機発光ダイオード)の技術力を集約した、厚さ4㍉でアスペクト(画面比率)比が58対9の86型、32対9の88型サイネージも話題を呼んだ。建物の柱などに縦や横方向に長く設置でき、空港や地下鉄での出発・到着時刻案内などの情報表示が必要な場所に最適だ。