韓国と日本の経済界を代表する企業のトップら300人が参加して、「第50回韓日・日韓経済人会議」が15日から2日間、都内のホテルで開かれた。

　テーマは「経済・人材・文化交流を通じて次の50年を創造しよう」で、金鈗・韓日経済協会会長は「韓日がまず一つの経済圏を成し遂げ、豊かなアジアに向かって緊密に協力していけば、今後50年も相互発展できる」と強調。佐々木幹夫・日韓経済協会会長も「3本柱の経済・人材・文化交流の必要性」を強調し、この間築いた信頼を土台に経済協力をさらに強化することで認識の一致をみた。

　初日の開会式には、高円宮妃殿下、安倍晋三首相が皇族や歴代首相として初めて出席し、祝辞を述べた。

　文大統領は祝辞（李洙勲駐日大使代読）で「経済協力の恩恵を国民に還元しなければならない」として、国民生活への影響が大きい環境問題、保健医療分野で両国の経済人が協力するよう求めた。（3面に関連記事）