アジア最大級のＩＣＴ（情報通信技術）分野の見本市「ワールドＩＴショー」が23日、ソウルのＣＯＥＸ（総合展示場）で開幕した。会期は26日まで。

　サムスン電子やＬＧ電子、米クアルコムなど国内外から500社が参加。1500を超えるブースを出し、ＡＩ（人工知能）やＩｏＴ（モノのインターネット）、自動運転などの革新的な技術を用いた新製品やサービスを披露している。

　今回は特に、サムスン電子、ＬＧ電子ともスマートフォンの旗艦機種と、音声で家電を手軽に操作できるＡＩプラットフォームを紹介し、注目を集めている。

　韓国のスタートアップ企業の海外進出支援や最新のＩＣＴ分野の動向を共有するイベントも開催。イベントを主催する科学技術情報通信部の兪英民長官は「今回のワールドＩＴショーは第4次産業革命時代に向けた企業の対応や今後変化する生活像を経験する機会になる」と語った。