韓国と日本、中国の大学生が相互理解を深め、3カ国の協力拡大などについて話し合う「韓日中大学生外交キャンプ」の開会式が17日、ソウルの外交部で開かれた。外交キャンプには3カ国から90人が参加し、20日まで全羅南道の順天と潭陽で3カ国協力事業の提案や交流体験談の発表などを行う。
今回のキャンプは7回目で、昨年は冬季五輪開催地の江原道の平昌で行われた。
康京和・外交部長官は開会式のあいさつで「東北アジアは歴史的な変化の転機を迎えており、この地域の平和と繁栄は今後、3カ国の緊密な協力がなければ不可能だ」と強調した。
康長官はまた、南北首脳会談や朝米首脳会談の開催を取り上げ、「韓半島と東北アジアの平和と繁栄に向けた努力は大きな成果を生み、平和で暮らしやすくなると信じている」と述べた。その上で、「3カ国の国民が体感できる実質的な協力の進展という目標を達成するためには未来世代の役割が大きい」と呼びかけた。