大邱市とアジア注文洋服業者連盟などが主催するマスターテーラー大会が7月31日から3日間、大邱市で開かれた。
韓国をはじめ、日本や台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、インドのアジア9カ国・地域からテーラー250人が参加。ファッションショーや裁断仮縫い競技、ベストドレッサーの授賞式などさまざまなイベントが行われた。
大邱大会のテーマは「私たちのファッション、世界へ、世界へ」。
仕立人らは、世界各国の洋服のトレンドを調べて情報を共有することに時間を割いた。紳士服は、チェック柄ジャケットに無地のパンツとの組み合わせが主だった。
大邱市関係者は「一時期、ファストファッションブームで注目されなかったが、オーダーメードを求める消費者の需要増で活気を取り戻している。今回のイベントが特別な転換点になることを期待する」とコメントした。