今年で10回目を迎えた韓日の文化交流イベント「韓日・日韓交流おまつり」が22～23日、東京・日比谷公園で開かれ、約8万2000人が参加した。今年のスローガンは「一緒につなごう 友情を未来へ」で、「朝鮮通信使」を再現した儀式で始まった。

　李洙勳・駐日韓国大使はあいさつで、「今年は韓日共同宣言20周年を迎えた年に開催されるという点で、非常に意味が大きい。今年は韓日両国民の相互訪問が1000万人を超えることが確実だ。善隣友好の精神を継承したい」と述べた。額賀福志郎･日韓議員連盟会長は「南北、米朝首脳会談が開催され、朝鮮半島の非核化、平和体制構築のための努力が始まったのは歓迎すべきことだ。日韓議員連盟も平和構築を支援し、日韓両国の発展のため努力していく」と述べた。高円宮妃殿下も臨席された。

　開会式後は両国の伝統芸能やＫ―ＰＯＰコンサートなどが開かれた。また会場には韓国料理の屋台、韓国伝統衣装の試着コーナーなどが設けられ、終日賑わった。