起亜自動車は、5日から17日まで開催されるジュネーブモーターショーで次世代EV(電気自動車)のコンセプトカーを世界初公開し、話題を呼んでいる。
フランクフルトにある同社のデザインセンターが手がけたこのコンセプトカーは、先端技術を大挙適用し、ダイナミックな外観とドライバーの感性を満足させることができる室内空間を実現したのが特徴という。特に、フロントガラスから屋根までを一つのガラスでつなげ、広い視野を確保している。
デザイン担当副社長のグレゴリー・ギョーム氏は「一目見たときに鳥肌が立つような、運転した時に髪の毛が首の後ろで逆立つような、そんなデザインを心掛けた」と語った。第3世代「ソウル」のEVモデル「e―ソウル」も欧州初披露だ。この車の最大の特徴は1回の充電で最大452㌔㍍を走行できることで、上半期(1~6月)中に欧州で販売する予定。