Ｗ杯開幕までいよいよあと２カ月。秒読みに入った開催国の韓国と日本は、開幕いまや遅しとムードは最高潮に達している。Ｗ杯のオフィシャルパートナーを務めるヒュンダイモーターとその日本法人ヒュンダイモータージャパンは、さまざまなイベントやキャンペーンを実施し協賛、大会の成功と開幕に向けた雰囲気づくりに一役買っている。ヒュンダイのＷ杯支援活動にスポットを当てた。

　ヒュンダイは、大会に参加する32カ国にちなんで、1カ国につき１個の巨大なサッカーボール（直径４・５㍍）を製作、それぞれの国を巡回してサポーターに自国チームへの応援メッセージを寄せ書きしてもらう「グッド･ウィルボール」イベントを開催中だ。

　32個のボールは、各国を回ったあと、５月28日に韓国で行われる開幕直前のイベントで展示し、さらに対戦する２カ国のボールを会場のスタジアムに飾り、実際に試合会場に足を運べないサポーターのメッセージを選手に伝えることになっている。

　「グッドウィル･ボール」の記念すべき第一号には、サッカー界のスーパースターで、元オランダ代表のヨハン・クライフ氏がメッセージを書き込んだ。クライフ氏は、「ヒュンダイ・アンバサダー」（サッカー親善大使）として活躍している。

　日本ではＷ杯日本組織委員会（ＪＡＷＯＣ）が主催して開催10都市でＷ杯優勝トロフィーを紹介する「トロフィーツアー」のスポンサーブースに「グッドウィル･ボール」を展示し、横浜を皮切りに静岡、大阪、神戸、大分、埼玉、茨城の７都市ですでに日本代表チームへの応援メッセージを集めた。残りの３都市の日程は以下の通りだ。

　◇３月30日　新潟　伊勢丹新潟店、わかばの広場
　◇３月31日　宮城　仙台市勾当台公園市民広場
　◇４月７日　札幌　メディアパーク･スピカ

　時間はいずれも午前11時から午後４時。日本代表にメッセージを届けたいサポーターは、ぜひ足を運んでみよう。会場ではＷ杯ミニガイドブックやマスコットのステッカー、ヒュンダイのオリジナルサッカーボールプレゼントなどの企画が盛りだくさんだ。