広島県の高度な高齢者医療施設を備えた八千代病院(姜仁秀理事長)にソウル大学保険大学院の一行30余人が6月28日、駐広島韓国総領事館の案内で見学に訪れた。
出迎えた姜理事長は病院内の各施設を紹介。社会福祉や医療分野を専攻する大学院生たちは「立派な施設ですね」「お年寄りの表情が幸せそうにみえる」「とても清潔なのに驚いた」との声をあげた。
姜理事長は「当院の基本理念は、もてなしの心です。一流ホテルに負けないサービスをめざし、自分の親と思って接しています」と話した。
一行は7泊8日の日本研修で大阪、神戸、京都、広島、福岡の行政機関や福祉・医療機関を見学し、1日帰国した。
八千代病院には92年の開院以来、先端医療サービスを学ぼうと、これまでに2万人が見学に訪れている。