サッカーJリーグが8日に開幕する。北京五輪日本代表に選出された李忠成選手、北朝鮮国家代表チームに選ばれた鄭大世選手など、在日Jリーガーの活躍が期待される。
川崎フロンターレのFW鄭大世(24、写真・一番上)は在日3世。愛知朝鮮高校から朝鮮大学校を経て06年入団。昨年後半レギュラーを獲得し、リーグ戦24試合で12得点をあげた。韓国籍だが北朝鮮代表に選ばれ、東アジア選手権でも日本戦、韓国戦でそれぞれ1得点をあげた。
柏レイソルのFW李忠成選手(22、写真・上から2番目)は在日4世。日本国籍を昨年2月に取得して、北京五輪日本代表に選出。昨年はリーグ戦30試合で10得点。北京五輪最終予選ベトナム戦でも2得点をあげるなど一気にブレイクした。
ヴィッセル神戸のMF朴康造選手(28、写真・上から3番目)は在日3世。韓国代表の経験もあるベテラン。
ジェフユナイテッド千葉のFW金東秀選手(21)は、高校2年生だった03年4月に入団。04年からトップ入りしたが、まだ試合出場機会がない。
コンサドーレ札幌のMF鄭容台選手(30)は在日3世。日本の朝鮮大学校から青梅FC、名古屋、横浜FCなどを経て、昨年途中にコンサドーレ入り。
サンフレッチェ広島のMF李漢宰選手(25、写真・上から4番目)は、在日3世。広島朝鮮高から02年入団。03年からレギュラーに定着するが、昨年は6試合出場のみと不調に終わった。今シーズンに復活をかける。
ベガルタ仙台の梁勇基選手(26)は在日3世。大阪朝鮮高から阪大を経て04年入団。今シーズンは主将も務める。また今年北朝鮮代表に選ばれて、2月の東アジア選手権にも出場した。
湘南ベルマーレのGK金永基選手(23)は、神戸朝鮮高から桃山学院大学を経て昨年入団。昨年は開幕戦から全試合出場を果たした。
FC岐阜のDF李成浩選手(24)は在日3世。大阪朝鮮高校、立命館大学を経て昨年入団。
清水エスパルスのFW金東燮選手(18)は、高校在学中の昨年夏に韓国から入団した。将来の韓国代表FWとして期待。
ヴィッセル神戸のMF金南一選手(30、写真・下から2番目)は、韓国代表として02年W杯で活躍し、現在も韓国代表キャプテンを務める大物選手。
ジェフのMF朴宗真選手(20、写真・下から1番目)は、韓国・崇実大学を1年で休学し、昨年入団。リーグ戦10試合に出場した。今年はレギュラーを狙う。
横浜FCのMFチョ・ヨンチョル選手(18)は、韓国・蔚山鶴城高から昨年入団。9試合に出場した。U-19アジア選手権の韓国代表にも選ばれている。
サガン鳥栖のFW金信泳選手(24)は、韓国・漢陽大からセレッソ大阪を経て昨年入団。豪快なプレーが魅力だ。
同じくDFパク・チョンヘ選手(20)は、崇実大から今シーズン入団。06年にU-20韓国代表を経験。
愛媛FCのMFキム・テヨン選手(19)は、韓国・昌薫高から神戸に入団し、愛媛にレンタル加入。大型ボランチとして期待。
ザスパ草津のDF崔成勇選手(32)は、蔚山現代から今シーズン入団。元韓国代表のベテランだ。
ペ・ジョンジン選手(20)は、蔚山大から横浜FCを経て今シーズン入団。センターバックとして期待される。
ロアッソ熊本のDFチャ・ジホ選手(24)は、メルボルン・ナイツ(オーストラリア)から今シーズン入団。スピードが持ち味。
FC岐阜のFW姜曉一選手(19)は、吉備国際大学から今年入団。