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2012/11/23

<在日社会>大統領選挙・在外有権者22万2389人

  • 大統領選挙・在外有権者22万2389人

    在外選挙人登録が各国で行われた(写真は都内の登録所)

 韓国大統領選挙(12月19日投開票)まで1カ月を切った。韓国中央選挙管理委員会は20日、大統領選に投票できる在外有権者数が最終的に22万2389人になったと発表した。在外有権者223万3695人のうち、約10%が有権者登録をしたことになる。選挙管理委員会は、「登録者は必ず投票に行ってほしい」と呼びかけている。

 在日韓国人を含む海外国民は、今年4月の国会議員選挙から居住地で投票できるようになった。大統領選挙の海外選挙人登録は、7月22日~10月20日に世界各国の在外公館などで行われた。

 4月に行われた国会議員選挙比例区の投票時と比べると、登録は約80%増加した。内訳をみると、韓国内に住民登録を持つ駐在員や学生ら国外不在者が17万9188人(80・6%)、在日韓国人など海外の永住権者が4万3201人(19・4%)となった。

 地域別ではアジア(オセアニアを含む)が最多で11万2992人。次いで米州7万3528人、欧州2万4134人、中東8335人などの順。

 日本地域は3万7342人(在外選挙人2万139人、国外不在者1万7203人)が登録した。これは国会議員選挙時の約2倍である。

 在外公館別にみると、駐日韓国大使館の1万3658人が最多だった。

 在外投票は、12月5日から同10日まで107カ国・地域の163在外投票所で実施される。登録受け付けは10月の法改正により、家族代理やメール申請も可能だったが、投票は直接投票所に行かなければならない。

 投票期間は12月5~10日の6日間。
 
 *韓国大統領選挙は、候補者登録が今月25日と26日の2日間行われる。これは日本の公示にあたり、この日から公の選挙運動がスタートする。

 中央選挙管理委員会が主催する法律にもとづく大統領候補のテレビ討論が、12月5日、10日、16日に行われる。12月10日から投票用紙の印刷が始まり、候補者の記号と名前が記載される。

 また今月25日までに不在者投票を申し込んだ有権者の不在者投票が来月13日と14日の2日間行われる。そして来月19日に一般投票が行われ、即日開票される。