全羅南道で開催中の麗水世界博覧会、国内外の観光客を呼び込むべく連日さまざまなイベントが行われている。5月31日には韓国サッカー界の英雄で、同博覧会広報大使の朴智星が来場し、海上ステージ「Big-O(ビッグオー)」での公演にゲストとして出演した。
6月中旬から8月12日の閉幕前日までは、K-POPスターが出演する「エキスポ・ポップ・フェスティバル」が開催される。同イベントにはSUPER JUNIORなど、K-POPの人気アーティストらが日替わりでステージに立ち、公演会場の「Big-O」周辺の埠頭に2万人の収容スペースを設けて、韓国最大のK-POPイベントを開催。日本や東南アジア、欧州などのK-POPファンを集める予定だ。またサムスン館など人気パビリオンは連日満員であることから、各パビリオンの見所を宣伝強化していく。
一方、組織委員会は今月4日からインターネットで入場券を購入した直後に、展示館を予約できるよう予約システムを改善し、来場者の便宜を図る。
また午後10時に終わるBig-Oの噴水ショーの終了時間を2時間前倒しして、観覧客の帰宅や食事に不便がないようにできるか麗水市と組織委員会で協議中だ。
金忠錫・麗水市長は、「出足は苦戦したが、万博を成功させるため、市と組織委員会が力を合わせて取り組んでいきたい」と語っている。