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2012/07/13

<在日社会>韓日交流促進願い、8月に続・朝鮮通信使

  • 韓日交流促進願い、8月に続・朝鮮通信使

    「白磁のこころ」展より

 夏休みを前に、各地で韓日交流の計画が目白押しだ。主な行事を紹介する。

 約400年前の朝鮮通信使の足跡を現在の若者がたどることで、韓日交流を促進しようとする市民グループ「続・朝鮮通信使」は、2010年夏のソウル~釜山に続き、今年8月に大阪から東海道をめぐるツアーを行う。在日、韓国、日本の若者が協力して、友好を深める。滞在先で交流イベントも行う予定だ。

 同イベントなどを写真で紹介する「オープンスタジオ2012」が、神奈川県横浜市のバンクアート1929で開催中(16日まで)。

 韓半島からの渡来人が開拓したとされる埼玉県日高市の高麗神社では、韓半島で作られた磁器を展示する「日韓交流『白磁のこころ展』」が、22日まで開かれている。

 韓国・広州市の陶芸家とその弟子により、朝鮮王朝時代の制作方法を再現した白磁など約70点を展示。「日韓交流が古代から続いていたことを知り、友好を深める一助にしてほしい」と話す。

 8月6~10日まで韓国の木洞リンクで開催される「第7回韓日女子アイスホッケー親善交流大会」に、札幌大学のアイスホッケー部の女子学生ら、大学生・高校生・中学生の混合チームが出場し、交流試合を3試合行う。韓国は2018年平昌五輪開催が決まったことで、冬季スポーツ選手育成に力を入れており、日本との交流試合は今後増加する予定だ。

 大分では、日田林工高校の吹奏楽部の生徒ら18人が、忠清南道の大山高校を7月31日から4日間訪ね、ホームステイをしながら合同演奏会などを行って、日韓交流を進める。