南北離散家族の再会事業が、25日から行われる。韓国と北朝鮮は再会対象者の最終リストを交換した。韓国側の96人が25日から2泊3日間、北朝鮮にいる家族と再会し、28日から31日には北朝鮮の100人が兄弟や家族と感激の再会を果たす。来月には南北の40家族がテレビ電話で再会する計画もある。韓国の離散家族は、期待に胸をふくらませながら秋夕を迎えた。
大韓赤十字社によると、北朝鮮に住んでいる離散家族を探して欲しいとこれまで申請した12万8842人のうち5万5960人がすでに死亡し、7万2882人が兄弟、姉妹、子女、親類などと再会できる日を待っている。
ソウルから平壌までは約220㌔、車なら2時間半で着く距離だが、離散家族をさえぎる軍事境界線は、現在も経っても続いている。
1950年、韓国戦争が起きた直後、黄海北道開城市に住んでいた朴テボクさん(当時22歳)は、母、弟、妹と生き別れて韓国に渡り、韓国軍に入った。
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