在日韓国科学技術者協会（在日科協、洪政國会長）が創立30周年を迎え、12日に科学技術講演会と記念式典が開かれた。講演会では、両国の科学者の協力強化が強調された。

　同協会は、在日社会における科学技術者の専門家集団として、１９８３年10月22日に在日の科学技術者によって設立された。在日韓国科学技術者間の交流、韓国の科学技術と産業経済発展に寄与することを目的としている。また、日本の専門関係者との交流を通して共存共栄を目指して30年間、積極的に活動を行ってきた。

　洪政國会長はあいさつで、「30周年記念として、韓日の基礎科学研究の現状について、両国の学者に講演をお願いした。ぜひ参考にしてほしい」と述べた。

　講演では、呉世正・韓国基礎科学研究院長＝ソウル大学校教授が「韓国の基礎科学研究と基礎科学研究院の設立」と題して報告した。

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