米サンフランシスコ空港で7日午前3時30分(日本時間)に発生したアシアナ航空機の着陸失敗事故は、中国人女子高生2人が死亡し、大多数の乗客が負傷した。事故の真相究明が行われる一方、最後まで機内に残り乗客を救出した乗務員たちの必死の活動が注目されている。
アシアナ航空214便(ボーイング777型機)による今回の事故発生直後、最後まで機内に残り乗客を救出した女性乗務員が、19年の経歴を持つ李ユネさん(40)だ。
自らも尾骨を骨折しながら、血を流した乗客を背負って外に脱出し、その後も他の乗客を救うため、黒煙に覆われた機内に戻る行動を何度も繰り返した。李さんは、同機から最後に脱出した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、「まるで少女のような女性乗務員が、泣きながら乗客を背負い駆け回っていた」などとする目撃者の証言を伝え、その救出活動を称えた。
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