韓国語・日本語・英語の3カ国語を話すマルチリンガルな人材を育成する、全寮制で中高一貫の新しい民族学校「青丘学院つくば中学校・高等学校」(金正出理事長、金正龍校長)が、茨城県石岡市に誕生した。東日本初の学校教育法第1条(1条校)の認可を受けている。
同校の開校式と入学式、寄宿舎の竣工式が6日に行われた。この日、新入生とその父母、来賓など約250人が、同校の門出を祝った。
金正出理事長は「海外同胞が民族的自覚を持って生きるには、母国の言葉と文化を子どもたちにしっかりと教育し、伝えることが大切だと考えてきた。韓国語・日本語・英語の3カ国語に精通した国際人を同校から育てたい。在日の若者に夢と希望を与えたい」とあいさつした。
開校初年度は、新入生が中学校12人(男9人、女3人)、高校は8人(男6人、女2人)。在日韓国人11人、日本人3人、韓国からの留学生6人で構成されている。
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