旅客船・世越号が珍島沖で沈没して1カ月が経った。合同救助チームは海中での行方不明者の捜索作業を行っているが、悪天候などの影響で捜索は難航している。今後、不明者が残されている可能性が高いエリアを選別するなど、捜索計画を立て直す。
■生存者数変更
海洋警察はこのほど、世越号の搭乗者476人のうち救助されたのは172人であると訂正を発表した。
救助者数は事故から2日後の先月18日に発表した174人から2人減った。同一人物の名前が重複記載されたなどのミスがあったためという。
新たに行方不明者と認定されたのは、乗船者の名簿になかった中国人乗客2人で、搭乗がクレジットカード記録で新たに確認された。15日現在で死者281人、不明者23人となっている。
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