秋の映画祭シーズンがやってきた。「第27回東京国際映画祭」は、23日から31日まで、東京・六本木の映画館をメーン会場に開催。今年は韓国映画2本、共同制作映画1本が公開される。また提携企画として「コリアン・シネマ・ウィーク」「シネマトラベルpresented byショートショートフィルムフェスティバル&アジア」が開かれる。
『メイド・イン・チャイナ』(キム・ドンフ監督)は、韓国映画界の鬼才・金基徳が脚本を担当。中国で養殖ウナギの輸出業を営むチャン。韓国の品質検査で水銀が検出され、輸出が禁止になってしまう。起死回生を図るチャンは韓国への密入国を決意するが 。食の安全など時事的なテーマが盛り込まれた。
『アトリエの春』(チョ・グニョン監督)は、全身まひの難病が進行する天才彫刻家とその妻、モデルの女性の複雑な関係を描く。韓国・フランス・ハンガリー共同制作の『フリー・フォール』(パールフィ・ジョルジ監督)は、ブダペストに暮らす老女を主人公にした怪奇作品。
一方、「コリアン・シネマ・ウィーク2014」では、韓国映画の新作・話題作が東京・四谷の韓国文化院で24~29日、7本一挙上映される。
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