『ガキ帝国』や『パッチギ!』など、はみ出た若者が躍動する映画を送り出してきた井筒和幸監督(62)の代表作15本を一挙上映する「自選シリーズ 現代日本の映画監督3 井筒和幸」が東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・京橋)で17日から29日まで開催される。井筒監督に話を聞いた。
井筒監督の出世作の『ガキ帝国』(81年)は、万博開催を3年後に控えた67年の大阪を舞台に、少年院から出てきたリュウとその仲間の日々を描く。少年たちが躍動感にあふれ、在日が堂々と登場しているのも印象に残る。
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