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2015/04/10

＜在日社会＞世越号･沈没事故から一年、船体引き揚げを検討

  • 世越号･沈没事故から一年、船体引き揚げを検討

    いまも追悼に人々が訪れる安山の政府焼香所

　韓国南西部の珍島沖で昨年4月にフェリー「世越号」が沈没した事故から、16日で一年となる。同事故では修学旅行中の高校生ら295人が死亡、9人がいまだ行方不明のままだ。事故の原因究明は進まず、遺族の苦しみはいまも続いている。現場の捜索は昨年11月で終了し、今後は船体引き揚げが焦点となりそうだ。

　朴槿惠大統領は6日、世越号の引き揚げについて、「政府の検討作業で引き揚げが技術的に可能となれば、行方不明者の家族と専門家の意見、世論をまとめ積極的に検討する」と話した。


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