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2016/03/18

<在日社会>李世乭(イ・セドル)九段、「アルファ碁」に1勝4敗

  • 李世乭(イ・セドル)九段、「アルファ碁」に1勝4敗

    対局後の記者会見を終え、握手を交わす李九段㊧とディープマインドのハサビス最高経営責任者

 世界中が注目した囲碁の世界トップ棋士の一人、李世乭九段(韓国)と、米グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」による対局(全5戦)の最後局が15日、ソウル市内のホテルで行われ、黒番の李九段が280手で投了し敗北した。対戦成績は李九段の1勝4敗だった。

 李九段は対局後の記者会見で、「アルファ碁の実力が優位であるとは認められないが、集中力ではやはり人が勝つのは難しい。アルファ碁のプレースタイル、対局の環境などがとても違っていたので、今回は適応するのに時間かかった」として、「アルファ碁は心理的にぶれることなく、限りなく対局に集中する。もう一度やっても勝てるかどうか疑問だ」と語った。


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