韓日で活躍する在日コリアンの人気劇作家・演出家の鄭義信さんが、在日コリアンと日本の影の戦後史を描いた三作品を一挙上演する「時代を記録する三つの名舞台―鄭義信三部作―」が、3月から東京を手始めに全国上演される。
鄭義信三部作は、朝鮮戦争が始まった1950年代を描いた『たとえば野に咲く花のように』、60年代半ばの九州のとある炭鉱町で炭鉱事故に巻き込まれた在日コリアンの家族を描いた『パーマ屋スミレ』、そして万博が開催された高度経済成長に踊る70年前後の在日コリアンの家族を描いた『焼肉ドラゴン』だ。
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