「絵本で知ろう!おとなりの国―韓国・朝鮮の絵本から―パート2」が、東京・新宿の高麗博物館で開かれている。絵本を通して、韓国・朝鮮の歴史や文化を身近に感じてもらい、韓日相互理解を深めようという企画の第2弾だ。
前回の絵本展では、韓国の絵本を日本語訳60冊、韓国語100冊、それに北朝鮮の絵本も10冊前後そろえ、実際に読むことができるように展示した。今回は前回と同じように「読んで楽しむ」展示を行いつつ、在日2世の絵本画家・朴民宜さんの「さんねん峠」の原画も展示するなど、より深く韓国の絵本の魅力を知ってもらうようにした。また、最近出版された絵本なども数冊展示している。
同展を企画した加賀谷浩子さんは、「韓国の絵本は内容も多様になり、発展を重ねている。『さんねん峠』は、日本の小学校の教科書にも載っている。他にも『長寿湯の仙女さま』は、おばあさんになった仙女の話で、とてもユーモラスな話なので楽しんでもらえると思う」と話した。
つづきは本紙へ