八千代病院(広島県)などを運営する医療社団法人八千代会(姜仁秀理事長)が、複合型新施設「メリィホスピタル・メリィデイズ」を建設することになり、このほど地鎮祭が行われた。
「メリィホスピタル・メリィデイズ」は、安佐南区大塚西メリィハウス西風新都にほど近い場所に建設される。地鎮祭には、株式会社マルハンの韓昌祐会長など約180人が出席した。
姜仁秀理事長は「グループで10カ所目となるこの施設を、自身の集大成として取り組み、地域に貢献したい」とあいさつした。
韓昌祐会長は、「文化・芸術への貢献も広くされている姜理事長が創る新しい施設に大きな期待をしている。今後さらに地域社会に貢献してほしい」と述べた。
八千代会グループの礎である八千代病院は、24年前、現在の安芸高田市に療養型の病院として開設。医療、介護を併せ持つ療養型医療施設として、長期療養ができる医療機関、介護施設として重要な役割を果たしてきた。
また、メリィハウス西風新都に代表される介護施設や、市内6カ所のサービス付き高齢者向け住宅、その他在宅サービスを展開し、地域に根ざした介護サービスを提供してきた。
メリィホスピタル・メリィデイズは、「医療と介護の新たな連携」の形として、同グループの集大成のプロジェクトに位置づけられている。
低層階に地域包括ケア病床、療養病床(199床)を有するメリィホスピタル、高層階にサービス付き高齢者向け住宅(204戸・216名)を有するメリィデイズ、この二つの施設が一つの場所で提供できることにより、迅速かつ安全・安心な医療・介護を提供できる。看護士・介護士は24時間そばにいて、緊急時には医師の往診も可能。2018年春にオープン予定だ。