「日本のアンデルセン」と呼ばれる童話作家・久留島武彦の業績を紹介する久留島武彦記念館が4月28日、生まれ故郷の大分県玖珠郡玖珠町にオープン。韓国出身の韓日児童文学研究家、金成妍(キム・ソンヨン)氏が館長に就任した。
久留島武彦(1874~1960)は「信じ合い、助け合い、違いを認め合う」ことなど、人が人として共に生きていく上で必要な教えを子どもたちに語り聞かせた口演童話家で児童文学者である。その精神をアジア、そして世界に発信すべく、その業績と足跡をたどる記念館として玖珠町が建てた。4月28日に行われた記念式典には、玖珠町内の児童ら約1000人に関係者など合わせて約1200人が参加した。
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