韓国の国家人権委員会が、今年の世界人権デー(12月10日)に合わせ死刑制度廃止宣言の発表を目指す方針を示した。同委員会の沈相敦・政策教育局長は18日の記者懇談会で、「今年で世界人権宣言70周年を迎えるのを記念し、文在寅大統領による『死刑制度モラトリアム』の発表を準備している」と明らかにした。
沈局長は、昨年12月に行われた人権委の大統領に対する特別報告で取り上げられたテーマの一つが死刑制度廃止で、文大統領も廃止について前向きに答えていたとしながら、現在、法務部と実務協議を進めていると説明した。
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