2001年、東京のJR新大久保駅で線路に落ちた男性を助けようとして亡くなった韓国人留学生・李秀賢(イスヒョン)さん。「韓日の懸け橋になりたい」と生前語っていた秀賢さんの遺志を継いだ両親らの活動を追ったドキュメンタリー映画『かけはし』の草の根上映運動が各地で行われ、静かな感動を呼んでいる。
『かけはし』(制作・配給:ミューズの里、監督:中村柊斗、17年)は2部構成で、第1章「I am a Bridge!」は関係者インタビューから李秀賢さんの人生を浮かび上がらせると共に、彼の死後、両親らが行った留学生支援活動や奨学金を受けた留学生の姿を描く。
つづきは本紙へ